日本製鉄、1万人合理化へ 高炉休止が映す二重苦
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日本製鉄は5日、高炉休止や1万人規模の合理化などを盛り込んだ2025年度までの5年間の経営計画を発表した。大規模な構造改革を打ち出す背景には過剰能力と温暖化ガス「実質ゼロ」という二重苦がある。合理化で成長投資と環境技術の開発の原資を確保しなければ、脱炭素時代の国際競争での勝ち残りはおぼつかない。
「急がないと意味がない」。同日のオンライン会見で橋本英二社長は危機感を強調した。
東日本製鉄所鹿島地...
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