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武田、モデルナ製ワクチン申請 流通網も整備へ

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米モデルナの新型コロナワクチン=AP

武田薬品工業は5日、米バイオ製薬モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。審査期間を短縮する「特例承認」を希望している。国内での承認申請は米ファイザー、英アストラゼネカに続く3例目。海外データを基にしており、実施中の日本での臨床試験(治験)データは5月にも提出する。武田は6月までの供給開始を目指し、厚労省と連携して低温流通網の整備も進める。

モデルナ製ワクチンは武田が日本での治験や承認申請、流通を担う。近鉄エクスプレスなどを通じて欧州の工場から輸入し、6月までに4000万回分(2000万人分)、9月までに追加で1000万回分(500万人分)を供給する計画だ。

ファイザー製と同じく「メッセンジャーRNA(mRNA)」という遺伝子を使った新しいタイプのワクチン。28日間隔で2回接種する。セ氏マイナス20度で最大6カ月間、一般的な冷蔵庫で最大30日間保管できる。

武田と厚労省は、生活家電を手がけるツインバード工業などからワクチンの流通や保管のために保冷庫計1万5000台を調達する。武田の5000台はトラック輸送、厚労省の1万台は医療機関などで使われる。

モデルナは米国で3万人規模で最終段階の治験を実施しており、94・1%という有効性を確認している。すでに欧米では接種が始まっているが、日本は日本人での安全性や効果を検証するために200人規模の国内治験を実施中。結果は5月に出るとしており、武田は追加データとして提出した上で承認取得を目指す。

新型コロナワクチンをめぐっては、ファイザー製はすでに承認が出て医療従事者の接種が始まっている。アストラゼネカ製は2月に特例承認を申請しており、厚労省が審査中だ。

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