ウォール街ボーナス・米金融規制・WSJ記者拘束
編集者が選ぶニュース3本

驚きました。米ウォール街で金融機関が2022年に支払ったボーナスは従業員1人あたり平均約2300万円だったそうです。これでも前年比26%減。高給ぶりが目を引きます。米銀の破綻は政争の具となっています。バイデン大統領はトランプ政権の金融規制緩和が危機を招いたと批判。共和党は米連邦準備理事会(FRB)の監督の失敗を責めています。ロシアが拘束した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者は即時解放を望みます。(国際報道センター長兼Nikkei Asia編集長 奥村茂三郎)
米ウォール街の22年ボーナス、26%減 08年以来の低迷

【ニューヨーク=佐藤璃子】米ウォール街で金融機関が2022年に従業員に支払ったボーナス(賞与)は21年に比べて26%減った。減少率は08年の金融危機以来の大きさとなる。企業の資金調達やM&A(合併・買収)が低迷し、手数料収入が大幅に落ち…続きはこちら
米大統領、トランプ前政権の金融規制緩和「撤回を」

【ワシントン=高見浩輔】バイデン米大統領は30日、シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻を受けて金融規制の強化を米金融当局に要請した。資産規模で1000億〜2500億ドルの中堅銀行への規制を緩めたトランプ前政権の措置が今回の危機を…続きはこちら
ロシアの米紙記者拘束を非難 ホワイトハウス

【ワシントン=芦塚智子】ジャンピエール米大統領報道官は30日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者がロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑で拘束されたことについて「最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。米領事館と…続きはこちら

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