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積み立て投資、なぜ急拡大?

2022年5月31日の日本経済新聞朝刊1面に「積み立て投資、年2兆円ペース」という記事がありました。大手ネット証券など計7社への聞き取り調査で、積み立て投資が年間で2兆円に迫るペースで増加していることが分かりました。なぜ積み立て投資は急拡大しているのでしょうか。

ここが気になる

積み立て投資は、毎月あらかじめ決めた金額を特定の金融商品に投資し続ける方法です。相場の乱高下による影響を減らせるなどリスクを分散できる運用のため、長期の資産形成に向いているとされます。少額からでも手軽に投資を始められることから老後に不安を抱える若年層が資産形成のため活用しています。

2018年にスタートした「つみたてNISA」が増加を後押ししました。つみたてNISAは年40万円までの投資なら配当や売却益が20年間、非課税になります。スマートフォンで口座開設ができることもあって、21年12月末時点で口座数の6割弱を20~30代が占めます。また新型コロナウイルス下の世界的株高も投資を促進する一因となりました。

ただ海外と比べると、日本は「貯蓄から投資」への移行が遅れています。米国の投信残高は21年3月末時点で3800兆円を超える一方で、日本は300兆円未満でした。個人の現預金も20年から21年の1年間で35兆円増えました。さらに利用者を増やすためには政策の後押しや金融教育の充実などが欠かせません。

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この記事をまとめた人:浮島翼
2016年入社。首相官邸や立憲民主党の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。JR東日本は電車が5分遅延した場合などにクーポンを配布する実証実験を始めます。学生時代からよく遅延に苦しめられるので、クーポンが配布されたら早速使ってみたいと思います。
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