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米大統領が初の議会演説、結束の道は開けた?

2021年4月30日の日本経済新聞朝刊1面に「対中国『21世紀勝ち抜く』」という記事がありました。アメリカのバイデン大統領は、初めての議会演説に臨みました。「米国の結束」を掲げた就任から100日、バイデン政権は道筋を示せたのでしょうか。

ここが気になる

現在の米国は経済格差や人種差別で分断が深まり、新型コロナウイルスも社会に影を落としています。この状況を解決しようと、バイデン氏が強調してきたのが「米国の結束」です。就任直後から、コロナワクチン接種の大幅な前倒しに成功。世論調査では野党共和党の支持者ですら、政権のコロナ対応を4割が評価しています。

トランプ前政権に不満を持つ国民の支持を取り込む動きも出ています。バイデン氏は、トランプ前政権が無視した気候変動問題を初日から看板政策に戻しました。今回の施政方針演説でも、前政権の企業と富裕層に対する減税路線を否定。増税と歳出増を同時に進め、中間層を豊かにすることで格差の是正を最優先します。

バイデン氏は演説の中で「民主主義がまだ機能していることを証明しなければならない」と語りました。寛容な移民政策や、化石燃料の排除への転換は国民の間で新たな対立を生む可能性もあります。国内の分断を収束させ、米国の成長につなげられるかが問われています。

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この記事をまとめた人:勝野杏美
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。GW初日の銀座が混雑していたと知り、いつも買いに行く化粧品をネット通販に切り替えようと思いました。

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