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蓄電池、再エネ普及へなぜ重要?

2022年1月27日の日本経済新聞朝刊1面に「蓄電池で再エネ安定供給」という記事がありました。経済産業省は再生可能エネルギーの電気の供給を増やすため大型蓄電池を活用しやすくします。再生エネ普及へ蓄電池はなぜ重要なのでしょうか。

ここが気になる

再生エネを普及させる上で、送電網の容量不足が壁になっています。北海道では空き容量が足りず、風力や太陽光の事業者が送電網につなげずに発電を始められない事態が起こっています。送電網が蓄電池につながっていれば、発電した電気をためられるので、再生エネを増やせます。

電力需給のミスマッチも課題です。電気は使用量と発電量が一致しないと停電します。蓄電池と送電網をつなぐことで、発電量が使用量を上回っても、蓄電池にためて需給のバランスを整えやすくなります。再生エネが普及する九州では、太陽光発電量が多く使用量が少ないときに太陽光発電を止めていますが、こうした事態を少なくできます。

再生エネ普及に伴い、米欧は蓄電池を送電網の需給調整に使い始めています。日本も遅れを取り戻そうと、政府が導入費の最大半額を補助します。経産省も電気事業法の改正案で、商社などの事業者が蓄電池を送電網につなぎたいと要望した場合、送電会社に応じる義務を課します。今後は電力会社から独立した事業者による蓄電池ビジネスも増えるとみられていて、蓄電池の役割は大きくなりそうです。

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この記事をまとめた人:近藤彰俊
2017年入社。機械メーカーの取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。イチゴやミカンなどの果物が高値です。フルーツ大福が好きなので、フルーツ大福の値段への影響が気になります。

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