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参議院選挙「タレント候補」なぜ多い?

2022年6月23日の日本経済新聞朝刊1面に「参院選公示、545人立候補」という記事がありました。参議院選挙が公示され、545人が立候補しました。参院選には元芸能人やスポーツ選手といった「タレント候補」の出馬が多いとされています。なぜでしょうか。

ここが気になる

参院選の選挙制度が影響しています。参院選では都道府県を基本単位とする選挙区と比例代表で議員を選びます。このうち議員の4割を選ぶ比例代表では政党名だけではなく、候補者の個人名も記入できます。そのため知名度が高く、票が期待できるタレント候補が多くなります。01年の参院選では、当時テレビに多く出演していた舛添要一氏が158万票以上を集めました。

また比例代表では政党名と候補者名の得票の合計票に応じ獲得議席数が決まります。タレント候補を擁立し、候補者名が書かれた票が増えれば、政党の議席増加につながります。実際、01年の参院選で舛添氏が所属していた自民党は比例代表で20議席を獲得しました。タレント候補のなかには、元キャスターで民進党代表を務めた立憲民主党の蓮舫氏や五輪メダリストの橋本聖子氏ら閣僚経験者もいます。

今回の参院選もタレント候補が多くいます。東京選挙区でアイドルグループおニャン子クラブの元メンバー生稲晃子氏が自民党から、作家の乙武洋匡氏は無所属で出馬しました。ほかにも元俳優でれいわ新選組の山本太郎代表も立候補しています。ただ選挙では知名度だけでみるのではなく、候補者が経験や知識を生かした公約を掲げているか調べる必要があります。

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この記事をまとめた人:松冨千紘
2018年入社。製薬・医療機器メーカーの取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。個性的なトマトの生産が広がっています。最近、スーパーでも甘さを売りにしたミニトマトをよく見かけます。フルーツ感覚で一度試してみようと思います。
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