訪日旅行再開へ実証・ウイグル族資料・オミクロン派生型
編集者が選ぶニュース3本

政府が外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証事業を始めました。コロナ禍前に旺盛なインバウンド消費の恩恵を受けていた国内各地には期待もありますが、全面再開は見通せないのが現状です。中国・ウイグル族の人権弾圧問題で、収容施設の内部資料とされる記録や写真が公開されました。西側諸国との対立のさらなる火種になる可能性があります。(社会・調査報道ユニット長 雨宮義敬)
訪日旅行、再開へ実証事業 コロナ前の回復は険しく

政府は24日、外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証事業を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大前に5兆円近くあったインバウンド消費の回復に向けた一歩となる。ただ今回の対象者は約50人で、検証には限界がある。政府は結果を踏まえて旅…続きはこちら
中国ウイグル族「逃亡者は射殺を」 収容施設の資料流出

中国の新疆ウイグル自治区で多数のウイグル族の市民が施設に「強制収容」されているとする問題を巡り、収容者約2900人の顔写真や中国共産党幹部の発言内容など収容施設の内部資料が流出した。2017年5月に当時の新疆ウイグル自治区トップである…続きはこちら
東京都、オミクロン派生型「BA.5」を確認 初の市中感染

東京都は24日、新型コロナウイルスの感染者2人からオミクロン型の派生型「BA.5」と「BA.2.12.1」をそれぞれ検出したと発表した。ともに軽症で、海外渡航歴や帰国者との濃厚接触はないという。BA.5が市中の感染者から見つかったのは初めて。…続きはこちら

日経の編集者が厳選したニュース3本を朝夕の2回(土・日・祝日は朝のみ)、まとめて紹介します。朝と夕方のニュースチェックにお役立てください。