/

トヨタ・いすゞ・日野が提携、なぜ?

2021年3月25日の日本経済新聞朝刊1面に「トヨタ・いすゞ資本提携」という記事がありました。トヨタ自動車いすゞ自動車日野自動車は、CASEと呼ばれる自動運転などの次世代技術の開発に向けて資本提携をします。3社の狙いは何なのでしょうか。

ここが気になる

自動車業界は100年に1度の変革期にあるといわれています。「コネクテッド(つながる車)」「オートノマス(自動運転)」「シェアリング(共有)」「エレクトリック(電動化)」から頭文字をとった「CASE」と呼ばれる次世代技術の開発に向けて、各社がしのぎを削っています。海外で合従連衡の動きが広がるなか、国内でもトヨタがマツダスズキと資本提携を進めてきました。

今回の資本提携は、乗用車より難しいとされる商用車のCASE対応を進めることを目的としています。商用車は二酸化炭素の排出量で国内自動車全体の半分を占めており、電動化が進めば脱炭素に向けて大きな一歩となります。トヨタが持つ乗用車の燃料電池車(FCV)技術をいすゞがトラックに採用するほか、いすゞや日野が持つ顧客の走行データを持ち寄って分析し、効率的な輸送経路の提案など新しいサービスを検討するようです。

いすゞと日野は国内商用車市場の8割のシェアを握っています。トヨタと力を合わせることで、物流業界が直面する課題を解決し、商用車の標準となる技術やサービスを生み出すことを目指します。過酷な労働環境などが理由で運転手の慢性的な担い手不足が問題になっていますが、CASE対応が進むことで負荷の軽減につながることを期待しています。

若手編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。週末は1週間のニュースを振り返る動画を配信しています。
この記事をまとめた人:亀井亜莉紗
2018年入社。外食企業の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。運転中にスマホ操作やテレビ視聴が可能な「レベル3」の自動車に日経記者が試乗したそうです。今月の初めに初心者マークが外れたばかりなので、運転中にテレビを見るのはまだ考えるだけで怖いです。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

朝刊1面を読もう

日本経済新聞が最も大切にしている「朝刊1面」のニュースをわかりやすく、アレンジしてお届けします。

なぜこのニュースが大切なのか、インパクトはどこまで及ぶのか。
学生、若手社会人向けにニュースの背景を読み解くポイントをお伝えします。


動画で解説 日経電子版活用法

経営コンサルタントの小宮一慶氏が電子版活用法を動画で解説。より深くニュースを読み解くヒントが満載です。
>>日経電子版 活用動画

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン