新設を検討する次世代型の原発とは?

ここが気になる
次世代型の原発は、現在の原子炉よりも安全性が高く、効率よく発電できます。既存の軽水炉型の原発をベースに安全性を高めた革新軽水炉など大きく5種類あります。政府が検討する革新軽水炉は他の方式に比べて最も開発が進んでおり、デジタル技術で事故の兆候をつかみ重大な事故を防ぐことができます。三菱重工業などが開発を進めています。
注目されているのが出力30万キロワット以下の小型モジュール炉で、原子炉など発電設備の大半を工場で製造し現地で組み立てます。現在の原発よりも工期が半分程度になり、建設コストも大幅に安くなります。しかし、導入に積極的なアメリカやイギリスに比べ、日本は東日本大震災による福島第1原発事故の反省を踏まえ慎重でした。
首相が、原発の新増設を想定しない東日本大震災以降の方針を転換する背景には、ウクライナ危機に伴うエネルギー調達の混乱があります。原油や天然ガスの価格が高騰し、電力の安定供給を危うくしています。また、化石燃料を使わない原発は、発電時にCO2をほぼ排出せず脱炭素にも有効です。電力逼迫の解消と脱炭素の両立に向け、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの強化も必要になります。

2016年入社。大阪で自動車関連や医薬品、造船企業の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。
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