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FRB議長に再任のパウエル氏ってどんな人?

2021年11月24日の日本経済新聞朝刊1面に「米大統領、パウエル氏再任」という記事がありました。アメリカのバイデン大統領が、中央銀行のトップにあたるFRB議長にジェローム・パウエル氏を再任します。どんな人物なのでしょうか。

ここが気になる

パウエル氏はアメリカのジョージタウン大学で法律を学んだ弁護士です。投資ファンドの共同経営者や財務省幹部を経て、12年からFRB理事を務め、トランプ前大統領の指名で18年にFRB議長に就任しました。世界の中央銀行では、ECBのラガルド総裁も弁護士、日銀の黒田東彦総裁も司法試験に合格した経歴の持ち主です。

エコノミスト出身でないため、就任当初は金融政策への考え方や手腕が読みにくいとの見方がありました。イエレン前議長を引き継いで政策金利の引き上げを進めていましたが、新型コロナウイルス禍で経済が危機に陥ると、利下げや巨額の資産購入(量的緩和)に踏み切るなど、現実主義的な政策対応で評価を高めました。

FRBは経済情勢の回復を受け、量的緩和の縮小に21年11月に着手したばかりです。物価上昇が続いているため、次のステップである利上げの前倒しを求める声も出ています。ただ、利上げを急ぎすぎると雇用や市場に打撃を与える恐れがあります。パウエル氏は難度を増す金融政策にどう立ち向かうのか。真価が問われます。

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この記事をまとめた人:前田尚歩
2016年入社。日銀・金融市場の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。原油高が銭湯の営業時間にも影響を及ぼしています。大学時代は寮にシャワーしかなかったので、銭湯で湯船につかる喜びをかみしめていました。

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