レアアース・ロシア向け融資・ポルシェ上場検討
編集者が選ぶニュース3本

電気自動車などに不可欠なレアアース(希土類)。戦略物資として重要性を増していますが、米国はこれまで中国企業に精製などの生産工程を委託してきました。米中対立が深刻化するなか、米政府は国内で生産工程をも手掛けられるよう米企業への資金支援に乗り出します。サプライチェーン(供給網)の弱点を解消する狙いです。グローバルな分業という「経済」のニーズと、米中分断などの「政治」の論理のねじれをうまく解きほぐせるでしょうか。(ビジネス報道ユニット長 大隅隆)
米、レアアース部材「一貫生産」へ 対中依存脱却狙う

【ワシントン=鳳山太成】バイデン米政権は電気自動車(EV)などに使うレアアース(希土類)磁石の一貫生産に乗り出す。中国が担ってきた生産工程を米国内でも手掛けられるようにするため、企業を資金支援する。中国との対立が深まるなか、戦略物…続きはこちら
邦銀、ロシア向け融資残高5000億円 代替決済の確保急ぐ

緊迫化するウクライナ情勢に日本の金融機関も身構えている。ロシア向け融資は絞ってきており、融資残高は5000億円程度にとどまる。経済制裁が発動されれば米ドルとルーブル、日本円の決済ができなくなる可能性がある。日本のメガバンクは代替の決…続きはこちら
ポルシェ上場を検討 親会社の独VW

【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は22日、子会社で高級スポーツ車大手の独ポルシェ(ポルシェAG)の新規株式公開(IPO)を検討していると発表した。VWの議決権の過半を握る持ち株会社のポルシェ・オートモービル・ホール…続きはこちら

日経の編集者が厳選したニュース3本を朝夕の2回(土・日・祝日は朝のみ)、まとめて紹介します。朝と夕方のニュースチェックにお役立てください。