/

ソニー、なぜAIの倫理審査?

2020年12月23日の日本経済新聞朝刊1面に「ソニー、AIの倫理を審査」という記事がありました。ソニーは2021年春にも、人工知能(AI)を使う全ての製品について、倫理面での安全性を審査します。なぜ審査をするのでしょうか。

ここが気になる

ロボット掃除機やAIスピーカーなど、AIを搭載する便利な製品が増えてきていますが、AIは動作の判断基準が不透明で、意図しない差別などの問題を引き起こす場合があります。アメリカでは、AIでクレジットカードの与信限度額を決める際に、女性より男性を優遇しているとして運用会社が調査された事例がありました。AIが普及するにつれ、開発する企業の責任も増しています。

ソニーはエレクトロニクス製品の安全性をはかる指標にAI倫理を加えます。製品企画から発売後の段階まで「プライバシー保護」などの項目に沿って審査します。問題があれば開発途中の製品でもプロジェクトの中止を勧告できるようにし、リスクを減らします。

自分が性別や肌の色などでAIに不利な判断をされたとしたら、たまりません。AIが正しい判断をするためには、公平な学習データをそろえる必要がありますが、現実的にはなかなか難しいようです。世界で分断や格差が広がりつつある時代だからこそ、不用意な差別や悲しみを人が防いでいかなければならないと思います。

若手編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は12月23日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:黒田麻友
2018年入社。1面などの見出し付け・レイアウトを担当。お掃除ロボットが走れるように家を片付けてくれるロボットがほしい。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

朝刊1面を読もう

日本経済新聞が最も大切にしている「朝刊1面」のニュースを分かりやすく、アレンジしてお届けします。

なぜこのニュースが大切なのか、インパクトはどこまで及ぶのか。
学生、若手社会人向けにニュースの背景を読み解くポイントをお伝えします。


動画で解説 日経電子版活用法

経営コンサルタントの小宮一慶氏が電子版活用法を動画で解説。より深くニュースを読み解くヒントが満載です。
>>日経電子版 活用動画

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン