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ドコモショップ、なぜ700店閉鎖?

2022年5月20日の日本経済新聞朝刊1面に「ドコモ販売店、700店閉鎖」という記事がありました。NTTドコモは25年度までに、「ドコモショップ」全国約2300店の3割に相当する700店程度を閉鎖する方針です。店舗を縮小する背景には何があるのでしょうか。

ここが気になる

携帯の契約数が右肩上がりだった時代は、販売店はいつも顧客でにぎわっていました。ドコモの販売店は02年には約1800店舗だったのに対し、09年には約2300店舗まで拡大しました。しかし、インターネットでの契約に特化した格安プラン「ahamo」を21年に導入すると、来店客が減少。従来の店舗のあり方を見直す必要がありました。

最近のスマートフォンは旧機種と比べて機能面で大きな差がないため、買い替えまでの期間が長くなったことや、新型コロナウイルスの感染拡大で営業時間を短縮したことも影響しています。店舗数で最多のドコモが削減を決めたことで、競合他社も追随する可能性があります。

ドコモは店舗を削減する一方、ネット上の仮想店舗を全国10支社で1つずつ立ち上げます。仮想空間「メタバース」の普及を見据え、アバター(分身)を使ったオンライン接客を広げます。店舗統廃合に伴う余剰人員は主にオンライン接客に振り向ける計画です。顧客との接点をリアルとネットでどう強化するかが、次の成長のカギになりそうです。

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この記事をまとめた人:横山龍太郎
2016年入社。大阪で自動車関連や医薬品、造船企業の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。制汗デオドラントの主役が、スプレータイプから直接肌に塗り込む「じか塗り」タイプに変わろうとしています。記事中に出てくる「デオナチュレ」を、実は大学生の頃から愛用しています。
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