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高炉とは 製鉄所の中核設備、脱炭素で集約の動き

きょうのことば

(更新)

▼高炉 とっくりのような形をした製鉄所の中核設備。製鉄工程の上流にあたる高炉には鉄鉱石と、石炭を蒸し焼きにしたコークスを交互に投入。炉の下部から熱風を吹き込み、鉄鉱石を溶かしながら酸素を取り除く。炉内の温度は2千度以上になり、「銑鉄」と呼ばれる溶けた鉄をつくる。不純物を除去する製鋼工程と圧延工程を経て、最終製品の鋼材になる。一般的に15~20年は生産を続けることを前提に稼働しており、一度休止すると再稼働までに長い時間や多額のコストがかかる。

日本で高炉を持つ一貫製鉄会社は日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所の3社になる。ただ競争環境の激化などに伴う収益力の低迷に伴い、日鉄は20年以降に計3基、JFEは1基の高炉の休止を決めた。

急速に進む脱炭素の潮流も高炉を取り巻く環境を厳しくしている。日本は粗鋼全体の約4分の3を高炉で生産。製造業で排出するCO2のうち、4割超を鉄鋼業が占めており環境対応の観点からも設備集約の必要性が高まっている。

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