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世界景気の懸念材料は?

2022年5月19日の日本経済新聞朝刊1面に「世界景気、物価高で減速」という記事がありました。日米欧とも1~3月の成長率が低下し、4~6月期以降の見通しも下方修正が相次ぎます。世界景気の懸念材料は何なのでしょうか。

ここが気になる

世界の経済はコロナワクチンの普及や行動制限緩和で正常化が進んでいましたが、ロシアによるウクライナ侵攻で原油や原材料価格が高騰しました。物価も上昇したことで個人消費が冷え込む恐れが出てきました。イギリスの中央銀行は、インフレによってイギリス家計の実質所得が過去2番目の減少率になると予測しています。

中国のゼロコロナ政策も懸念材料の一つです。上海の都市封鎖(ロックダウン)で4月の中国の統計指標は軒並み悪化しました。サプライチェーン(供給網)の混乱を受け、トヨタが国内8工場を6日間停止するなど「世界の工場」の変調は各国に波及しています。上海の封鎖が解除されても、他の都市が封鎖される可能性があり波乱の種は尽きません。

アメリカの金融政策転換も今後の世界経済を左右します。あふれていた緩和マネーが収縮し、新興国の株価指数は22年に入ってから13%落ち込みました。新興国の債務残高は21年末時点で95.7兆ドル。ドル高が進むと、債務の利払い負担も増えます。世界景気の減速懸念は強まっています。

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この記事をまとめた人:神戸優平
2017年入社。現在は電子版と紙面の編集を担当。著作権料を多く分配した楽曲トップ10のうち、アニメの主題歌が半数を占めました。最近の大学生が何を歌うのかあまり知りませんが、久しく訪れていないカラオケに足を運びたくなりました。
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