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上海都市封鎖、経済にどんな打撃?

2022年4月15日の日本経済新聞朝刊1面に「上海封鎖、細る供給網」という記事がありました。新型コロナウイルスの感染拡大による中国・上海市の都市封鎖(ロックダウン)で、中国経済の下押し圧力が強まっています。経済にどんな打撃があるのでしょうか。

ここが気になる

上海市では3月28日に東部から都市封鎖が始まりました。4月11日、2週間感染者が確認されていない4割強の地域で外出制限解除を発表しましたが、なお全体の8割にあたる2000万人超が外出できていません。13日の上海市の市中の新規感染者数(無症状含む)は2万7719人で最多。感染増加が止まらず全面解除にはほど遠い状況です。

都市封鎖でサプライチェーン(供給網)に混乱が広がっています。アップルの主要取引先でiPhoneの約3割を生産する台湾・和碩聯合科技(ペガトロン)は、上海市と江蘇省昆山市の2工場の稼働を停止。中国から部品を調達できないなど日本での生産にも影響は広がっており、マツダは2工場三菱自動車も主力工場の稼働を止めます

影響は消費にも及びます。外出規制が解除されても自宅近くしか移動できず、封鎖地域の小売店は軒並み閉店。日本企業でもファーストリテイリングは市内全94店舗、上海のセブンイレブンも14日時点で150店舗のほぼ全店が休業。上海のGDPは中国の都市で最大で全体の4%弱を占め、封鎖が長引けば世界経済の波乱要因となります。

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この記事をまとめた人:前田健輔
2018年入社。首相官邸などの取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。春の味覚ホタルイカが安いそうです。先日私もスーパーで安売りされているのを見かけ、大好物なので買おうかと思いましたが、すぐにスマホで調理法を調べ下処理が大変だとわかって断念しました。
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