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日立が給料減らさずに週休3日、どう実現?

2022年4月12日の日本経済新聞朝刊1面に「日立、週休3日で給与維持」という記事がありました。日立製作所は給与を減らさずに週休3日にできる新しい勤務制度を22年度中に導入します。休める日を増やしつつ、給与を維持するためにどのような仕組みにするのでしょうか。

ここが気になる

新しい制度では、月の労働時間を勤務日ごとに柔軟に割り振ることができるようになります。月から木曜日の労働時間を9~10時間と、所定の7時間45分より長くして、金曜日を休めば週休3日が可能です。他にも月前半の労働時間を長くして月末に大型連休をとったり、子供の学校行事の合間に1時間だけ働いたりすることもできます。

時間の使い方について幅広い裁量を認めることで、社員の意欲を高める効果が期待できます。働き方は柔軟になりますが、総労働時間は変わらないので、賃金を維持することもできます。週休3日制を導入する事例は日立以外にも広がっており、NECは22年度中の導入を目指し、パナソニックHDも試験的に採用します。

週休3日制は多様な人材を取り込むことにもつながります。導入する経営者を対象にしたイギリスの調査では、68%が優れた人材の獲得につながると答えました。さらに欧州では全体の労働時間を減らし、賃金を維持する働き方も模索され、アイスランドでは生産性の向上やサービスの質の維持が確認されました。

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この記事をまとめた人:勝野杏美
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。東北が花見シーズンを迎えました。いつか秋田にいる親戚と桜を見てみたいと思います。
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