ディズニー争奪戦・防衛版ふるさと納税案・勝ち組観光地

あっけない幕切れです。業績悪化に苦しむ米ウォルト・ディズニーを巡り、アクティビスト（物言う株主）が委任状争奪戦の取りやめを発表しました。会社側のリストラ策の発表などもあって株価が上昇しているためです。次の焦点はどこか。業績下降気味の米メタなどの行方が気になります。かねて株主軽視の企業統治に対する不満が強かった米テック巨人が投資家とどう向き合っていくか。成長と企業統治と株主の関係を考えるうえで目が離せません。（特命担当　大隅隆）

【シリコンバレー=佐藤浩実】米ウォルト・ディズニーが経営の難所を乗り切った。同社に改革を迫っていた物言う株主（アクティビスト）が9日、会社側が掲げたリストラ策を評価して委任状争奪戦（プロキシーファイト）を取りやめると表明した。…続きはこちら

自民党内で「防衛版ふるさと納税」を創設する案が浮上してきた。自衛隊員の福利厚生に充てるなど安全保障分野を目的とした寄付制度の導入を想定する。防衛費増額の財源の一部と位置づける。ふるさと納税と同様に税の控除を受けられるようにする可…続きはこちら

九州経済調査協会（福岡市）は2023年版の九州経済白書で、新型コロナウイルス禍のなかでも健闘した「勝ち組観光地」として、福岡県うきは市や同朝倉市を挙げた。ともに食を中心とした地域の資源を生かして近隣都市圏からの誘客に成功した。行動…続きはこちら