北アイルランド議会選・ドイツ地方選・ブラジル大統領選
編集者が選ぶニュース3本

英領北アイルランド議会選で、隣国のアイルランドとの統一を訴えるシン・フェイン党が初めて第1党になりました。テロ組織を想像させる過去のイメージを払拭し、再分配政策や社会保障の充実など左派的政策で支持を高めたと報じられています。ドイツの地方選では与党が敗北を喫し、ブラジルの大統領選でもルラ元大統領の返り咲きが有力なようです。インフレの風圧が各国の政治を揺らしています。(ニュース・エディター 発田真人)
英領北アイルランド議会選、南北統一掲げる党が第1党に

【ロンドン=中島裕介】5日投票の英領北アイルランド議会選で、隣国のアイルランドとの統一を訴えるシン・フェイン党が史上初めて第1党となった。同党は過去の北アイルランド紛争で、英各地でテロ活動を重ねたアイルランド共和軍(IRA)の政治…続きはこちら
ドイツ北部地方選、ショルツ与党が敗北 政権に打撃

【ベルリン=南毅郎】ドイツ北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州で8日実施した州議会選挙で、ショルツ首相が所属する中道左派のドイツ社会民主党(SPD)は敗北が確実になった。同州は中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)の地盤で、環境政…続きはこちら
ブラジル大統領選、左派ルラ氏が立候補表明 支持率首位

【サンパウロ=宮本英威】ブラジルのルラ元大統領(76)は7日、10月の大統領選に向けた立候補を正式に表明した。左派の同氏は貧困対策を重視し、環境問題にも配慮する意向で、世論調査の支持率で首位にたつ。副大統領候補には経済界との結びつき…続きはこちら

日経の編集者が厳選したニュース3本を朝夕の2回(土・日・祝日は朝のみ)、まとめて紹介します。朝と夕方のニュースチェックにお役立てください。