/

SNSでのワクチン誤情報、どう広がる?

2021年8月10日の日本経済新聞朝刊1面に「ワクチン誤情報拡散」という記事がありました。新型コロナウイルスワクチンの効果を否定する投稿が、SNSで広がっています。国内でもワクチン接種が広がっていますが、誤情報はどのように拡散しているのでしょうか。

ここが気になる

誤情報として投稿が多かったのがワクチン接種が「不妊や流産につながる」という内容です。ただ、専門家や厚生労働省は、これを否定しています。他にも「ワクチンが遺伝子情報を変えてしまう」「マイクロチップが入っている」といったデマや、国家の陰謀論を投稿する動きも目立っています。

問題は一部の人が投稿した誤情報が、大規模に拡散してしまうことです。ワクチンが不妊につながるという投稿は、1~7月にツイッターで約11万件まで広がりました。その半数の5万件超はわずか29人の投稿が発端です。発信源の属性を分析すると、医療関係者を名のるのは1つだけ。専門知識の裏付けのない情報が拡散されています。

実際に若年層の方が、ワクチンを嫌がる意識が強まっています。2月の調査では「接種したくない」と答えた人は、15〜39歳の女性で15.6%、男性で14.2%と、全年齢の平均11.3%より高くなりました。SNSの利用者には、情報の真偽を見極める力が求められています。政府の適切な情報発信やプラットフォーマー側の工夫も重要です。

若手編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。週末は1週間のニュースを振り返る動画を配信しています。
この記事をまとめた人:勝野杏美
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。台風9号の影響で香川・直島にある草間弥生さんの作品が壊れてしまいました。いつか見てみたいと思っていた作品。修復がうまくできるよう応援しています。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

朝刊1面を読もう

日本経済新聞が最も大切にしている「朝刊1面」のニュースをわかりやすく、アレンジしてお届けします。

なぜこのニュースが大切なのか、インパクトはどこまで及ぶのか。
学生、若手社会人向けにニュースの背景を読み解くポイントをお伝えします。


動画で解説 日経電子版活用法

経営コンサルタントの小宮一慶氏が電子版活用法を動画で解説。より深くニュースを読み解くヒントが満載です。
>>日経電子版 活用動画

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン