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岸田首相が提唱する「新しい資本主義」とは?

2021年11月9日の日本経済新聞朝刊1面に「政府、30兆円超対策ありき」という記事がありました。政府は「新しい資本主義実現会議」の会合を開き、経済対策への緊急提言をまとめました。岸田文雄首相は何をめざすのでしょうか。

ここが気になる

「新しい資本主義実現会議」は岸田首相が「成長と分配の好循環」を実現しようと設置した肝煎りの会議です。メンバーは経済団体や民間企業のトップら15人で構成され、半数近い7人が女性です。会議を設置した背景には、経済成長の果実が社会全体に行き渡っていないため、格差が広がっているとの問題意識があります。

今回の会合では、政府が11月中に定める経済対策に向けた緊急提言を出しました。「分配」の面では、賃金の引き上げに重点を置きました。具体策として、看護師や介護士、保育士の給与を前倒しで引き上げるよう指摘しました。また、賃金の引き上げに取り組む企業への税制面での優遇を強化することも打ち出しました。

経済対策について政府・与党内では30兆円超との規模感が浮上しています。ただ、コロナ対策ではこれまで計上された65兆円程度の予算のうち、3割を超える22兆円余りが使われませんでした。20年度予算も30兆円余りが使われずに21年度に繰り越されています。「規模ありき」でない「成長」につながる対策が必要です。

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この記事をまとめた人:前田尚歩
2016年入社。日銀・金融市場の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。灯油が北海道や東北で高騰しています。大学時代は寮の部屋に暖房がなかったので、食堂にあるストーブに何度も助けられました。

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