
落ちても復活「トランポリン経済」 北欧の現場を歩く
成長の未来図・第3部まとめ読み
落ちて来る人をしっかり受け止め、決して沈んだままにはせず、何回でも上へ上へと跳び上がるチャンスをつくる――。「トランポリンのような経済」(スウェーデン産業経済研究所のラーシュ・パーション教授)の仕組みが北欧社会にはありました。スタートアップ、リスキリング、ジェンダー平等、そして民主主義。連載「成長の未来図」第3部では、日本が確かな成長力を取り戻すためのヒントを求め、フィンランドやスウェーデン、デンマークの現場を取材しました。
(1)北欧起業圏「自らを再生」 救うのは企業でなく人

(2)「古いままが最も怖い」デンマークの元祖リスキリング

(3)「ジェンダー優等生」北欧の悩み 平等に惑う男性ケア

(4)移民に揺れる「幸福先進国」 北欧、分断回避の道模索

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新型コロナウイルス禍の先に景気後退の足音が近づく。人口の少ない北欧諸国には限られた人的資源を最大限活用しないと生き残れないという危機感がある。「成長の未来図」第3部では北欧の現場から日本が進むべき道のヒントを探る。