落ちても復活「トランポリン経済」 北欧の現場を歩く - 日本経済新聞
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落ちても復活「トランポリン経済」 北欧の現場を歩く

成長の未来図・第3部まとめ読み

落ちて来る人をしっかり受け止め、決して沈んだままにはせず、何回でも上へ上へと跳び上がるチャンスをつくる――。「トランポリンのような経済」(スウェーデン産業経済研究所のラーシュ・パーション教授)の仕組みが北欧社会にはありました。スタートアップ、リスキリング、ジェンダー平等、そして民主主義。連載「成長の未来図」第3部では、日本が確かな成長力を取り戻すためのヒントを求め、フィンランドやスウェーデン、デンマークの現場を取材しました。

(1)北欧起業圏「自らを再生」 救うのは企業でなく人


森林と湖水に囲まれたフィンランド中部の都市オウル。国の経済が危機に直面した「ノキア・ショック」から約10年、ノキアの企業城下町はスタートアップのふ化器へと姿を変え、かつての活気を取り戻した。…記事を読む

(2)「古いままが最も怖い」デンマークの元祖リスキリング


企業が従業員を解雇しやすい柔軟性(フレキシビリティー)と、失業補償や職業訓練による安全性(セキュリティー)。両方を兼ね備えた「フレキシキュリティー」は欧州全体に広がった労働モデルだ。発祥の地であるデンマークを訪ねた。…記事を読む

(3)「ジェンダー優等生」北欧の悩み 平等に惑う男性ケア


スウェーデンのストックホルムにある集合住宅の一室。電話の向こうから訴える男性の相談に心理カウンセラーが応じる。ここは「男性危機センター」。主にドメスティックバイオレンス(DV)の加害者となる男性を更生する国の施設だ。…記事を読む

(4)移民に揺れる「幸福先進国」 北欧、分断回避の道模索


9月の総選挙で極右政党が躍進したスウェーデン。同国の若者はいま政治をどう考えているのか。10月の週末、首都ストックホルムの中心街で10~20代の有権者に声をかけて聞いてみた。…記事を読む

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成長の未来図

新型コロナウイルス禍の先に景気後退の足音が近づく。人口の少ない北欧諸国には限られた人的資源を最大限活用しないと生き残れないという危機感がある。「成長の未来図」第3部では北欧の現場から日本が進むべき道のヒントを探る。

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