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ダイエーが東京に無人店、背景や狙いは?

2021年4月7日の日本経済新聞朝刊1面に「ダイエーが無人店」という記事がありました。イオン傘下のダイエーが、中国の新興企業の技術を活用して東京都内にコンビニ規模の無人店を開きます。背景や狙いは何なのでしょうか。

ここが気になる

無人店は、店内に備えたカメラや商品棚のセンサーで誰が何を手に取ったかを認識し、自動で課金します。レジ決済がないため、人手が必要ありません。ダイエーは中国の新興企業「雲拿科技(クラウドピック)」の技術を活用して21年夏、東京都江東区に1号店を開きます。効果を検証して多店舗展開も検討します。

無人店はアマゾンが18年に開業したレジなしコンビニ「アマゾン・ゴー」を筆頭に、米国や中国で普及が進んでいますが、出店費用が1億5000万~2億円とかさむのが課題でした。ダイエーの新店舗はカメラやセンサーを減らし、100平方メートルあたり3000万円まで費用を抑制。データ分析の精度はAIで補います。

新型コロナウイルスの感染拡大で非対面・非接触のニーズが高まり、国内でも無人店の開業が相次いでいます。接客を伴う小売業は人の労働に頼る割合が高く、働き手が減少するなか、デジタル化で店舗運営を効率化することが求められています。無人店の低コスト技術の開発競争が加速すれば、追い風になりそうです。

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この記事をまとめた人:前田尚歩
2016年入社。日銀・金融市場の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。実家の近くの兵庫県宝塚市にある手塚治虫記念館を見て感動したので、トキワ荘マンガミュージアムで開催される手塚治虫展にも足を運ぶつもりです。

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