/

デジタル時代に必要な「リスキリング」とは?

2021年7月7日の日本経済新聞朝刊1面に「工場従業員にDX教育」という記事がありました。デジタル技術の進化に対応した「リスキリング」(学び直し)を社員に行う企業が増えています。どのような狙いがあるのでしょうか。

ここが気になる

キヤノンは事務機器の工場で働く従業員など1500人にクラウドやAIの研修を半年ほど行います。主力部門だった事務機器やデジカメの市場が縮小しており、医療機器など成長部門へ人材のシフトを後押しします。プリンター開発をしていた社員が医療機器部門に移り、ソフトウエア開発を担当している事例も既にあります。

三井住友FGは銀行などの従業員5万人にデジタルツールの活用法や、取引先の業務のデジタル化(DX)を支援する方法を学んでもらいます。スマホ決済・送金やクラウドファンディングの登場で、銀行は店舗を拠点にした対面サービスの見直しを迫られており、これまでのノウハウだけでは競争力を保てなくなっています。

企業が社員に再教育を行うリスキリングが広がるのは、AIやデジタルといった成長分野で慢性的に人材が不足しているにもかかわらず、政府の支援が遅れているためです。欧米が転職やキャリアアップのための再教育を積極的に支援するのと同様に、講師の育成を含めた公的な仕組みをさらに充実させる必要があります。

若手編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。週末は1週間のニュースを振り返る動画を配信しています。
この記事をまとめた人:前田尚歩
2016年入社。日銀・金融市場の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。伊藤園が1リットル入りペットボトルを軽量化します。ネット通販でお茶を大量にまとめ買いするので、いつも配達員に申し訳ない気持ちになります。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

朝刊1面を読もう

日本経済新聞が最も大切にしている「朝刊1面」のニュースをわかりやすく、アレンジしてお届けします。

なぜこのニュースが大切なのか、インパクトはどこまで及ぶのか。
学生、若手社会人向けにニュースの背景を読み解くポイントをお伝えします。


動画で解説 日経電子版活用法

経営コンサルタントの小宮一慶氏が電子版活用法を動画で解説。より深くニュースを読み解くヒントが満載です。
>>日経電子版 活用動画

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン