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ネット上の暗号方式、新しくなるわけは?

2022年1月6日の日本経済新聞朝刊1面に「ネット新暗号、24年実用化」という記事がありました。アメリカの研究所は、インターネット通信の安全を支える暗号で新たな方式を選び、24年に実用化します。新しい暗号に切り替える背景には何があるのでしょうか。

ここが気になる

暗号は、インターネット上でやり取りする情報を第三者に盗み見られないように保護するために使われます。たとえば、ネット上で買い物をしたとき、クレジット情報や口座番号は暗号化されて、企業や金融機関の元に送信されます。ただ、技術の進化で、暗号を解読され情報を盗まれる恐れがでています。

脅威となっているのが、量子コンピューターの進化です。数学の問題を応用した今の標準暗号は、スーパーコンピューターを使っても解読に何万年もかかるのを安全性の根拠としています。一方、量子コンピューターは、現在の暗号を解くのが得意で、今後性能が高まれば短時間で解読できることが分かっています。

このため、アメリカの研究所は量子コンピューターでも苦手な数学の問題を使った暗号を世界から募集しました。候補にはNTTが開発に関わったものもあります。インターネット関連の標準化団体もこの研究所の決定に合わせる方針です。新暗号が決まれば、企業はソフトウエアの入れ替えなど対応を迫られることになります。

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この記事をまとめた人:勝野杏美
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。サムスン電子がどこでもプロジェクターを発表しました。プロジェクターを使って、自分の部屋でドラマを見るのが夢なので、いつか買ってみたいと思いました。

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