米中オンライン協議・中ロの影響排除・サハリン2
編集者が選ぶニュース3本

米国のイエレン財務長官が中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相とオンライン協議したというニュースが入ってきました。世界的なサプライチェーン(供給網)の安定が大事だという点で一致したといい、双方が課す制裁関税撤廃の可能性を探ったと推測されます。外交・安全保障で対立する米中が経済・貿易で手打ちできるのか。調整の行方が注目されます。(ニュース・エディター 発田真人)
米財務長官と中国副首相がオンライン協議 21年10月以来

【北京=川手伊織】中国商務省は日本時間5日午前、米国のイエレン財務長官と中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相がオンラインで協議したと発表した。発表によると、世界経済が厳しい試練に直面しているなか、米中両国による世界的なサプライチェー…続きはこちら
米、「友好国」と供給網構築を推進 中ロの影響排除

【メキシコシティ=清水孝輔】米政府は、ロシアによるウクライナ侵攻や米中対立で弱点が浮き彫りとなった企業のサプライチェーン(供給網)について、信頼できる友好国での立地を重視する「フレンドショアリング」を後押しする。安定的な供給を確…続きはこちら
経産相「ロシアに説明要求」 サハリン2運営新会社巡り

萩生田光一経済産業相は5日の閣議後の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が液化天然ガス(LNG)開発事業「サハリン2」の運営を新たに設立する会社に移管する大統領令に署名したことについて、「外交ルートでロシアに説明を求め情報収集してい…続きはこちら

日経の編集者が厳選したニュース3本を朝夕の2回(土・日・祝日は朝のみ)、まとめて紹介します。朝と夕方のニュースチェックにお役立てください。