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迫るEV時代、自動車生産はどう変わる?

2021年8月3日の日本経済新聞朝刊1面に「EV基幹装置、主導権争い」という記事がありました。自動車メーカーが電気自動車(EV)の心臓部である動力装置を部品会社から一括調達する動きが出ています。EVの普及期が近づくなか、自動車生産はどう変わるのでしょうか。

ここが気になる

EUがガソリン車の新車販売について2035年に事実上禁止する方針を打ち出すなど、温暖化ガス削減にむけてEVへのシフトは加速しています。自動車メーカーではモーターやギアを一体化したEV動力装置「eアクスル」の外部調達の動きが出ており、車メーカーが自ら開発・製造するというエンジン車時代の常識は揺らいでいます。

動力装置はEVの生産原価の5~10%を占めるとされます。外部調達によって新市場が生まれ、エンジン部品供給などで従来の車を支えてきた部品会社が新たな商機を見いだしています。eアクスルを使うと難易度の高い動力装置の開発負担が減り、異業種も参入しやすくなります。米アップルがEV参入を目指しているとみられます。

これまでは1つの企業が開発・生産の全てを受け持つ垂直統合型の車づくりが主流でしたが、EVでは従来の生産への対抗軸として、パソコンのように開発・生産を別の企業が担う水平分業型の企業連携が広がる見通しです。電子機器の受託生産大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は車の受託生産に進出します。

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この記事をまとめた人:前田健輔
2018年入社。首相官邸などの取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。「陸上男子100、伏兵ヤコブス『金』で新時代到来」という記事がありました。私も中学生の時に陸上部で100mをやっていたので、画面にくぎ付けになってみていました。たった10秒ほどのために何年もの間必死に努力してきた選手たちに敬意を表します。

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