男性の育児、やっと1時間超 「昭和モデル」なお根強く
編集委員 辻本浩子
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風は吹いている。しかしなお途上だ。総務省の2021年「社会生活基本調査」では、男性の家庭進出が進む一方、「昭和」の壁がなお厚いこともうかがえる。
調査は5年ごとで、2021年10月に、1日の生活時間の配分などを聞いた。6歳未満の子どもがいる夫婦・子ども世帯では、夫の家事・育児などの時間は1時間54分だった。前回(16年)より31分増え、1976年の調査開始以来、最長だ。
なかでも育児は1時間5分...
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