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春秋(1月30日)

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2月から放送が始まるNHKの大河ドラマは、明治期の実業家、渋沢栄一の生涯を描く。企業の公益性を説いた「道徳経済合一」の思想で知られる新1万円札の顔だ。三代目が身上をつぶす、の俗言がある。だが、栄一の孫で蔵相などを務めた敬三の名も、今に伝わる。

▼ことに学術の世界で。若き日は生物学者を志した。後継者に、と願う祖父は羽織はかまの正装で実業界入りするよう頭を下げ説得した。そんな逸話が残る。敬三は、学問へ...

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