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地銀「山口の変」の戒め 改革が生む葛藤を超えろ

本社コメンテーター 上杉素直

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銀行に預けたお金が返ってこなくなる。まさかの事件が起きたのは2010年9月だった。

経営破綻した日本振興銀行は日銀出身の金融コンサルタント、木村剛氏が中心になって設立した。高めの利回りが見込める中小融資を手がける専門的な銀行をうたったが、開業から6年で不良債権の山に押しつぶされた。

そのとき適用されたのは、元本1000万円とその利息に限って預金を払い戻すペイオフだった。「何日も眠れないほど悩んだ...

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上杉 素直

金融ビジネスや金融政策、税制・財政をはじめとする経済政策、社会保障の現場を取材してきた。2010年からのロンドン駐在では欧州債務危機に揺れる政治や行政、人々の暮らしをのぞいた。編集委員を経て18年から現職。

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