「明るい廃業」で経済回せ 新陳代謝、心の後押し
本社コメンテーター 上杉素直
[有料会員限定]
オミクロン型の流行で再び新型コロナウイルス禍の苦境が深まっている。感染への警戒から人の動きが遮られ、さまざまな経済活動が滞りがちだ。負の影響を天災の一種ととらえ、真に必要な支援は惜しむべきでない。
ただし、単に政府の補助金や金融機関の融資を積むだけでは経済の再生が見えてこないことも、2年に及ぶコロナとの闘いではっきりした。どうせおカネを使うのなら、上手に使って地域や産業の将来を豊かにしたい。
再生に踏み出した湯河原温泉街
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

金融ビジネスや金融政策、税制・財政をはじめとする経済政策、社会保障の現場を取材してきた。2010年からのロンドン駐在では欧州債務危機に揺れる政治や行政、人々の暮らしをのぞいた。編集委員を経て18年から現職。