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コマツ特別顧問 野路國夫(5)コマツ入社

同期で1人、実験部に配属 試作ブルドーザーで岩と格闘

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就職先としてコマツを選んだのに深い理由はなかった。1つは教授からコマツを勧められ、「先生が言うなら間違いないだろう」と思ったこと。もう1つはコマツの創業の地が石川県小松市で、隣の福井出身の私は何となく親近感を覚えたことだ。とにかく家が貧しいので、大学を出た後は働くしか道はなく、機械工学科の学生としてはごく普通の就職先だったと思う。

こうして1969年4月にコマツの門を叩き、社会人としての一歩を踏...

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野路國夫

建設機械では世界二大メーカーのうちの一つ、コマツの野路國夫特別顧問は1969年に入社し、最初に配属されたのは建機の試作機を運転して耐久性などを確認する実験部でした。一日中、泥や砂ぼこりにまみれてブルドーザーなどを動かす毎日、若き野路さんはどのようにして自分の進路を切りひらいていったのでしょうか。2007~13年の社長時代にはリーマン・ショックや東日本大震災、超円高など過去に例の無い試練に再三見舞われます。どのようにしてコマツを世界的な優良企業に導いたのか、企業の危機管理という面からも読みどころ満載の連載です。

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