孫正義氏が描く「半導体アーム」劇場のデジャビュー
編集委員 杉本貴司
[有料会員限定]
ソフトバンクグループ(SBG)が戦略の修正を迫られている。英半導体設計アームの売却を断念した。一方で本業とするAI(人工知能)スタートアップへの投資では、いまだ出口が見えないコロナ禍に加え、世界的な金利上昇、中国政府によるテック規制という「三重苦」に直面する。孫正義会長兼社長は次にどんな手を打ち出してくるのか。約20年前の苦境下での選択がヒントになるかもしれない。
鬼に金棒の売却
思い通りに物...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。