巨大ITの広告、問われる倫理 アルゴリズム規制論も
Global Economics Trends 編集委員 小柳建彦
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人々のアテンション(注目)が収益源になる「アテンションエコノミー(注目経済圏)」の倫理性を問う議論が広がってきた。個別の利用者ごとに注目度を「最適化」した情報や広告を表示する行為そのものを規制すべきだという議論も出てきた。一方で、データに基づいて個々人に出し分けるターゲット型デジタル広告の仕組みが思ったほど有効でないとする研究も浮上。広告を収益源とする巨大ネット企業のビジネスモデルが根幹から揺ら...
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