[社説]ワクチン接種は国主導で万全の体制に
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政府は2月下旬までに新型コロナウイルスのワクチン接種を開始する方針だ。担当閣僚を新設し、河野太郎規制改革相を任命した。国内では前例のない大がかりな接種に向け、国が自らの責任を明確にし、リーダーシップをとることが重要である。
急務となるのが各地での接種体制の整備だ。最初に承認される見通しの米ファイザー製ワクチンはマイナス約75度に保つ必要があり長期保管できない。一度に数百人単位で注射するのが望ましく...
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