脱炭素に国益衝突の試練 ルール次第で強みも失う
編集委員 松尾博文
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1年前に誰が想像しただろう。燃やしても二酸化炭素(CO2)が出ないアンモニア燃料のことだ。米国、オーストラリア、ロシア、中東……。世界各地で生産計画が進み、日本企業も加わる。
東京ガス元副会長で、クリーン燃料アンモニア協会の村木茂代表理事は「30以上のプロジェクトが進んでいる」と語る。積み上げると生産量は1000万トンを超えるという。コストという難題は残るが、世界貿易量の半分に相当する計画が1年...
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