活路はアジアの脱炭素に 問われる日本の立ち位置
編集委員 松尾博文
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ミャンマー西部のチャオピュー港。ベンガル湾に臨むこの港に、2月の軍によるクーデター後も中東原油を積んだタンカーが入る。原油はここからパイプラインで第2の都市マンダレーを経て、中国・雲南省の製油所に運ばれる。
2017年に完成したパイプラインは日量40万バレル超の輸送能力がある。しかし、クーデターが起きる前から、実はフル稼働していないとの見方がもっぱらだ。
チャオピューで陸揚げするより、そのままタ...

岸田文雄首相とバイデン米大統領の首脳会談に関連する最新のニュースと解説をまとめました。
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