進む中印デカップリング VCやアリババが撤退モード
ASIA TECH
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5月、インドと中国の間で進む経済デカップリング(分断)の流れを象徴する出来事が起こった。アリババ集団とその傘下の金融会社アント・グループが、インド電子商取引(EC)大手ペイティーエム・モール(Paytm Mall)への出資を一気に全て引き揚げたのだ。
大損確定でも出資引き揚げ
同社は2019年に時価評価額が30億ドル(約4000億円)近くに達し、当時はインドに20社程度しかなかったユニコーン(...

中国の「36Kr」、シンガポールの「ディールストリートアジア」、米国の「CBインサイツ」という日本経済新聞社と協力する3媒体の情報を集めた新コーナーをつくりました。世界のスタートアップ企業やテクノロジー情報をまとめて読むことができます。