地方は不寛容でない証しを
時流地流
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◆フランスで田舎暮らしにつきものの鶏の鳴き声や家畜の匂いなどを「知覚の遺産」として保護する法律が成立したと欧米メディアが報じていた。移住者や観光客から苦情が相次ぎ、訴訟になっているという。地方の文化や風習を観光資源に国内外から人を呼び込み、地域をもり立ててきたフランスにとっては難しい判断だったのではないか。
◆コロナ禍で地方移住が関心を集めている。収束すれば訪日客も再び地方に押し寄せよう。移住や観...
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