袴田事件めぐる初期報道 「血染めの衣類」に疑問呈さず - 日本経済新聞
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袴田事件めぐる初期報道 「血染めの衣類」に疑問呈さず

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1966年に起きた袴田事件で、東京高裁は袴田巌さん(87)の再審開始を認めた。無罪への大きな流れが見えるが、ここで省みておきたいことがある。初期の報道の経緯だ。

「血染めの衣類発見」「4人殺しに新証拠」。67年9月12日の新聞各紙は、新たな有力物証の出現を相次いで報じた。

発生から1年2カ月。一審公判中だった。今回の高裁決定が捜査機関による捏造(ねつぞう)の可能性を指摘した「5点の衣類」に関する...

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2006年から論説委員会でコラム「春秋」を担当。社会面の「風紋」、NIKKEI The STYLEの「文化時評」なども手がける。記者歴38年。そのほとんどを社会部など「軟派」畑で育ち、教育や司法の取材に携わってきた。世の中と人を、低い目線で見つめたいと思っている。著書に、コラム執筆の舞台裏を綴った「『春秋』うちあけ話」(日本経済新聞出版)。

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