古賀信行(野村ホールディングス名誉顧問) 私の履歴書(23)ROE15% - 日本経済新聞
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古賀信行 私の履歴書(23)ROE15%

野村ホールディングス名誉顧問

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私が社長になった2003年(平成15年)に野村ホールディングス(HD)は、指名・監査・報酬の3委員会を持つ委員会等設置会社へと移行した。野村の企業統治(コーポレートガバナンス)が大きく変わった。

この年4月施行の商法で認められた委員会等設置会社は、経営の執行と監督を分離する「米国型企業統治」と肯定的に評価されていた。とりあえず様子を見る日本企業も少なくなかったが、野村は「やるからには最初に」と考...

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古賀信行

世界的にも有名な大手証券グループのトップを長年勤めた古賀信行さんは、激動の金融市場を乗り切ってきました。経団連など金融・証券業界にとどまらない財界活動で新型コロナ禍に苦しむ日本経済の再生にも取り組みました。炭鉱の街、福岡県大牟田市で生まれ育ち、幼少期に激しい労働争議や炭鉱爆発事故を目の当たりにします。鹿児島市のラ・サール高校から東大に入学。就職した野村証券では人事や経営企画といった黒子役のほか、株式や債券の引き受けを経験して社内外に人脈を築きます。バランス感覚と広い知見はバブル経済崩壊後に野村証券が市場での地位を固めるのに欠かせないものでした。

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