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コマツ特別顧問 野路國夫(19)工場閉鎖

創業の地 身を切る思い 地球全体で意思決定へ新体制

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リーマン・ショックを受けて工場の閉鎖集約も進めた。そもそも拠点の閉鎖というのは気の重い仕事だが、なかでも記憶に残るのが創業の地の小松工場(石川県小松市)の閉鎖だ。JRの駅のすぐそばに立地し、工場の振動が周りの住宅地に伝わるという問題もあった。

そこで苦渋の選択で金沢工場(金沢市)への集約を決めたが、2009年12月に地元で開いた記者会見では、「工場閉鎖とはとんだクリスマスプレゼントですね」「なん...

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野路國夫

建設機械では世界二大メーカーのうちの一つ、コマツの野路國夫特別顧問は1969年に入社し、最初に配属されたのは建機の試作機を運転して耐久性などを確認する実験部でした。一日中、泥や砂ぼこりにまみれてブルドーザーなどを動かす毎日、若き野路さんはどのようにして自分の進路を切りひらいていったのでしょうか。2007~13年の社長時代にはリーマン・ショックや東日本大震災、超円高など過去に例の無い試練に再三見舞われます。どのようにしてコマツを世界的な優良企業に導いたのか、企業の危機管理という面からも読みどころ満載の連載です。

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