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コマツ特別顧問 野路國夫(14)生産本部の悲哀

新システムで経営連結化 建機への投資抑制巡り板挟み

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統合基幹業務システム(ERP)導入のインパクトは私の想定よりはるかに大きかった。ドイツから始まった全世界19拠点への展開には5年を要し、社長も安崎暁(あんざきさとる)さんから坂根正弘さんに代替わりした。坂根社長は就任直後の2002年3月期の営業赤字転落を機に、構造改革・システム刷新に取り組んだ。これはコマツの経営に新機軸をもたらし、社員の意識と行動にも大きな変化が生じた。

ERP導入とともに効果...

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野路國夫

建設機械では世界二大メーカーのうちの一つ、コマツの野路國夫特別顧問は1969年に入社し、最初に配属されたのは建機の試作機を運転して耐久性などを確認する実験部でした。一日中、泥や砂ぼこりにまみれてブルドーザーなどを動かす毎日、若き野路さんはどのようにして自分の進路を切りひらいていったのでしょうか。2007~13年の社長時代にはリーマン・ショックや東日本大震災、超円高など過去に例の無い試練に再三見舞われます。どのようにしてコマツを世界的な優良企業に導いたのか、企業の危機管理という面からも読みどころ満載の連載です。

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