梅雨の前触れ、荒天や気温の急変に注意
編集委員・気象予報士 安藤淳
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■本州の広い範囲で、曇りや雨の日が多くなってきた。梅雨の前ぶれ現象で、「梅雨のはしり」とも呼ばれる。雨域の分布や降るタイミング、量などの予測は難しい。この時期は南からの暖気が勢いを増し、晴れ間が出ると夏のような暑さになるが、湿った空気の影響で、一転して大雨が降ることもある。前線は徐々に北上する見通しで、雨の降り方や気温の急変に注意が必要だ。
今年は季節の歩みが速い。4月下旬以降、晴天に見舞われた地...