日本と韓国、失われた10年を取り戻す好機
編集委員 峯岸博
[有料会員限定]
韓国政府が発表した元徴用工問題の解決策は戦後日韓外交の礎となってきた1965年の日韓請求権協定を堅持した。岸田文雄首相も「健全な関係に戻すものとして評価する」と応じた。日韓両国は「失われた10年」を取り戻す好機を迎えた。
「国交正常化以降で最悪」の関係に陥った起点は2012年の李明博(イ・ミョンバク)大統領による島根県の竹島上陸と天皇陛下への謝罪要求発言にさかのぼる。
日韓は相互不信を募らせ、摩...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。