「ESG外交」の号砲が鳴る 基準づくりに日本人送れ
編集委員 小平龍四郎
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グローバル資本市場の規制や制度設計は各国の政財界の思惑が交差し、時に「外交」にも擬せられる。間もなく本格化するESG(環境・社会・企業統治)情報の国際開示基準づくりもしかり。今のところ、議論を主導するメンバーは米欧と中国の専門家だ。日本は人のパイプを太くし、生の情報をとれるようにしないと、資本市場のローカル化が一段と進みかねない。
ESG情報の開示基準づくりを担うのは、国際サステナビリティ基準審...
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