半導体メモリー市況に底入れ感 スマホ生産拡大が後押し
DRAM、12月大口価格5~7%高
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新型コロナウイルス禍で低迷していた半導体メモリー市況に底入れ感が出てきた。データの一時保存に使うDRAMの2020年12月の大口取引価格は前月比5~7%上昇した。高速通信規格「5G」対応のスマートフォンの生産が拡大しているほか、パソコンやゲーム機向けの需要も底堅い。本格的な回復とみるには慎重な声もあるが、市場の弱気論は後退した。
DRAMの指標となるパソコン向けのDDR4型の8ギガ(ギガは10億)...
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