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アルプス物流、一時12%高 電子部品の荷動き回復期待

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22日の東京株式市場でアルプス物流の株価が急伸した。一時は前日比102円(12%)高の985円まで上昇し、約3週間ぶりの高値をつけた。前日に2021年3月期の連結業績予想を上方修正し、純利益は一転増益となった。電子部品の市況回復や宅配事業の好調で業績がさらに拡大するとの思惑から買いが集まった。

終値は前日比98円(11%)高の981円で、売買代金は前日比5倍近く増え、東証1部の売買高急増ランキングで上位に入った。

同社はアルプスアルパインの傘下で、電子部品の物流事業のほか小売業の物流センター業務や宅配サービス事業を手がける。21年3月期の連結売上高は前の期比ほぼ横ばいの1005億円、純利益は21%増の29億円になったようだ。従来は売上高が5%減、純利益は12%減を見込んでいたが、電子部品の物流が回復基調にあり、期末にかけて荷動きも一段と活発になったという。

新型コロナウイルスの感染が収束しないなか、外出自粛や在宅勤務の広がりに伴って宅配ビジネスも堅調に推移した。期末にかけて為替相場が円安基調になり、外貨建て債権の為替差益も発生し、営業外の利益を押し上げた。

アルプス物流の株価は1月半ばに年初来高値の1200円まで上げたあと伸び悩み、3月半ば以降は1000円を下回って推移してきた。PBR(株価純資産倍率)は0.7倍台と1倍を割り込んでおり、割高感は乏しい。足元の円高傾向が懸念材料だが、22年3月期の増益が見えてくれば、株価は一段と回復するとの見方も聞かれた。

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