LME銅、中国頼みの上げ一服 輸入急減、目先は調整観測
投機筋、売り時探る
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銅の国際相場が高値圏で足踏みしている。需要のけん引役である中国の輸入の勢いが弱まりつつある。最高水準まで買い越しを続けてきた投機筋は利益確定の機会をうかがう。本格的な腰折れを見込む声は少ないが、急上昇が続いた相場は目先、調整が入りそうだ。
国際指標のロンドン金属取引所(LME)の銅の3カ月先物は22日時点、1トン8000ドル近辺で推移する。今月上旬に一時、約7年10カ月ぶりとなる8200ドル台を付...
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